荒木 勇習志野市長の違法選挙開票犯罪

 平成1 5年の統一選挙で習志野市長・市議選挙において、驚くべき不正開票行為が行われ、習志野市長

選挙では荒木 勇が約3万1千票によって当選、立崎誠一が約2万5千票で落選した。

 立崎の友人N氏は違法開票が行われる事を想定し、開票会場にビデオカメラ7台を設置して開票状況を

撮影した。



 その撮影分析結果で、違法開票犯罪手口の状況は下記であった。

1  開票従事者として委嘱状の無い、篠原 潔助役、冨谷輝夫収入役及び秘書課職員3名が、開票所に違法

 侵入していた。

2  票の点検場において記入した候補者氏名を、消しゴムで消し鉛筆で書き換えている場面が、6人の職員に

 よって3 0分以上も行われていた。(開票所には票以外のものは無い)

3  荒木 勇候補の選挙立会人と秘書課職員( 違法侵入者) がひそひそと会話している場面

4  だぶだぶのジャンパーを着た職員が、開票台から束になっている票をポケットに素早くねじ込む場面は

 数カ所で行われていた。

5 更に驚く事に、票の集積場所に4列の衝立(高さ1m 、幅2m)を設置し、職員が如何わしい作業を行って

 いる映像。

6 開票会場では、不法侵入の冨谷収入役が持込んではならない携帯電話で、盛んに電話してるシーンが

 映像に写っていたが、裁判では否定した。



7  選管が設置した臨時電話は部外者には知る事は出来なかったが、ビデオ映像にはひっきりなしに電話が

 鳴って、篠原 潔助役が盛んに応対している姿が克明に写し出されていた。

 立崎はN T Tに行き、選管が何所と交信していたかの確認したが、守秘義務の為、明らかには成らなかった。

 つまり、上記の禁止行為のマニュアルをことごとく犯していたのである。

 その後、同開票中の夜1 0時頃、荒木の選挙事務所で会長が『荒木は負けた引き上げだ』と言って、荒木陣営

の大半が事務所から引上げたと私の事務所に一報があり、夜1 1時前後には全国の市長の当落が発表される

中で、習志野市はそれから1時間以上も最終発表が遅れ、1 2時近くに私の落選が発表された。

 違法侵入した人物達は、選挙後全員が出世しており、冨谷輝夫収入役は助役、篠原 潔助役は定年退職して

外郭団体へ天下り、高野秘書課職員は課長、海老原選管課長は谷津干潟( ラムサール条約指定地) の管理者

に成る等である。(注、選管事務局長は堅物であったので仲間外れであった)

 この不正行為に対して、立崎誠一は市の選挙管理委員会に対して『選挙無効の異議申立』を行った。

 (落選市議5名も参加した)

 予測通り当然、市選管は『選挙に不正は無いと却下』したので、県の選挙管理委員会に訴えたが、県の選挙

管理委員会も当然に却下した。

 立崎誠一外の落選者5名は東京高等裁判所に百日裁判で『選挙無効』の提訴を行った。

 (注)  公選法は、市及び県選管の判断は地方裁判所の判断と同等の扱いと定め、判決に不服の場合は、高等

   裁判所に提訴手続をするとの定めになっている。(不法侵入した助役達は市長の分身であり、市長が侵入した

   事と同様である)

 東京高等裁判所の秋山壽延裁判官は『篠原 潔助役、冨谷輝夫収入役及び高野次夫秘書課職員達の違法侵入

は法律に違反する』との文言はあったが『票らしきものをポケットに入れている動作は、必ずしも票とはいえない、

衝立が設置されていたからと言って、明らかに票の移動があったとは認められない』と、明らかな状況証拠を異常な

判断で立崎誠一外5名を敗訴にした。

 公職選挙法には候補者のみを対称に、選挙の買収及び供応、あるいは違法ビラの配付に対する取締の法律に

なっているが、一方選挙を管理する側の規定はマニュアルだけで勿論罰則規定はなく、いわば選挙管理者の役人

が行う不正行為は放任され、裏を返せば管理者の不正行為は『ばれないようにやれば』目をつぶるという状況が

日本の選挙制度である。



 この立崎誠一外5名の選挙違反事件は平成1 8年1 2月にテレビ朝日のスーパーモーニングで放映され、放映後

に、民主党の下田敦子参議院議員に参議院会館に呼ばれ、映像の説明を求められた。

 会議には民主党参議院議員7名と秘書1 5名が出席し、津島議員は『私も弘前市長選挙に出馬したが当選とは

成らなかった。開票に不正が有ったとして選挙のやり直しを求めたが駄目でした。映像を見て実際に不正が行われ

ている事が良く解りました』と語っていたが、木更津市民が『田舎ではみんなやっている』と言っていた事と符号し、

現在も頭から離れる事は無い。

 役所に対する選挙の投、開票の指導は、僅かに旧自治省が発行している『投、開票の為の事務ノート』(選挙管理

研究会・( 財)地方財務研究会)という手引きのみであり、市の選管はこのマニュアルに基づいて、投、開票の作業

(開票事務の手引き・平成1 5年4月2 7日執行)を行っている。

 そのマニュアルは下記である。

1  開票所に鉛筆、消しゴムを持込んではならない。

2  持ち場を離れる時は、投票用紙を持ったまま離れない事。

3  服装に対する規制は無く、みだりにポケットに手を入れない事。

4  持ち場を離れない事。トイレに行く時は責任者に許可を得る 事。

5  みだりに私語はしない事。

6  立会人、参観者に疑惑を持たれる事の無いように。

7  委嘱状を受けた開票従事者の腕章を必ずつける事。

 しかし、この規則に違反しても罰則指定は無いのである。

 公共問題市民調査委員会は、購読者に選挙開票に関して上記の事実を知って頂き、投、開票のマニュアルの健全化

に向けて、下記の『』の表題に向けて邁進していく所存です。

                 
『選挙開票の不正・疑わしきは再投票の判決を行え』

 選挙は民の声を政治に反映する唯一の手段であり、然るに民主主義の根幹である公選法が、法の不備によって

支配者達に悪用される事が無いように選挙管理する者達を厳格に監視できるように、法律を改正しなければ、不正

選挙が今後も無くなる事は無い。



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